自由の国アメリカ(番外編)
世界的にも大きな権力を握るアメリカ合衆国。
そんな国は自由の国とも言われています。
この自由とはどういったことなのか?
これは自分の実体験を元に自分が感じたことを綴ります。
アメリカ合衆国は世界でも有数の経済大国で様々な産業でもトップクラスを走り、世界の経済を回しているといっても過言ではありません。
最近ではトランプ大統領の言動1つで世界経済が大きく揺らぐほどです。
そんな大国ではどんなリアルが広がっているのだろうか?
これはアメリカの大都市ニューヨークを訪れた時の話です。
ニューヨークに蔓延る表現の自由
ニューヨークに着いて初っ端から驚かされました。
空港から市内中心部に向かう地下鉄の中で大音量を響かせるラジカセを担ぎながら黒人の大きな男の人が入ってきたのです。
そのまま扉は閉じ、いきなりダンスを通路で踊り始めたのです。
何が起きているのか訳がわからず若干怖かったのを覚えています。笑
そのダンスは一駅の区間で終わり、降車間際に袋を持って乗客周りをスタスタと歩いていたのです。
乗客の3割ほどの人達が数ドルを支払っていたのです。
こんな稼ぎ方があるのか。。笑
その黒人は丁寧にお礼をして電車を一駅で降りていき、また向かいの電車に乗り込んでいました。
着いて早々かなり自由な人に遭遇したんですね。
駅を降りて地上に降り立つとそこには大都市ニューヨークの光景が広がっていました。
これがニューヨークか。
主張が前面に出ている巨大広告の数々。
煌びやかで多彩な色が使われて夜にもかかわらず煌々とネオンライトに照らされた街並み。
ただただ圧倒されました。
その日は疲れていたこともあり、すぐに就寝しましたが、2日目からも良い意味でのカルチャーショックの数々が待っていました。
ストリートパフォーマーのリアル
2日目、早速街に繰り出すとそこには不思議な男の人が道端に立っていました。
なんか車掌さんみたいな格好をしたおじさんがリズミカルに踊っている...?
やっぱり踊ってる...笑
おじさんの横にはまぁ、お利口に丸まった動物達が2段の棚の上で固まっているのです!
そんな奇妙な光景に大勢の人が立ち止まりおじさんではなくこの動物達を囲んで写真を撮っていました。笑
チップ箱はおじさんの前と動物の前に置かれており、多くのチップは動物の方に投げ込まれていたのです。
これはきっとアメリカ人ならではのユーモアでおじさんのコミカルなダンスよりお利口にしている動物達のほうが凄いというのを表現しているのだなとわかりました。
おじさんもそれを狙ってのことなんでしょうが。笑
その他にも有名な話かもですが、タイムズスクエアには沢山の某有名キャラクターに扮した人達が観光客周りをゴロゴロウロついています。
このキャラクターに捕まって一緒に写真を撮ったら最後です...苦笑
その人を見て金額はデタラメに行ってくるようですが数ドルをチップとして要求してくるのです。
これも表現の自由なのか?クエスチョンが浮かぶ自由ですが、こんなことも日々繰り広げられているのが現実です。
個人事業主が集まる町
ニューヨークではおかしな人達だけではもちろんありません。ニューヨークではお金の稼ぎ方もかなり自由な印象がありました。
それは、何度か行っていて毎回訪れる場所、ブライアントパーク。ブライアントパークは、ミッドタウンのオフィスビルに囲まれた公園ということで、ランチタイムは近隣オフィスで働くニューヨーカーたちにとっても憩いの場所となっています。
ここでは様々な人達が自分の作品を並べて売っているとても面白い場所なのです。
私個人的にはかなり良い刺激を受ける場所です。
このお店は木を使って仕掛けが施されているおもちゃや置物を売っているお店。1つ1つがかなり巧妙に作られていて感動しました!
こんな感じでパーク全体にお店が並んでいてワクワクします!
こちらはバリ風な木彫りの置物などを売っているお店。
これも木?と思いましたがなんとチョコレートで作られているのです!
他にも様々な形に削られたチョコレートが沢山!
他にもガラスで作られたトルコランプのような綺麗なランプ屋さん。
夜になるとそれぞれの店が煌びやかにライトアップされ圧巻です。
こんな感じで日本にはないようなオシャレで個性が際立ったお店が沢山あるのです。
これもアメリカという自由な考えと個性を伸ばしてきた国民性の表れのように感じました。
このニューヨーク滞在では日本とは違った自由度の高さを体感したことを覚えています。
稼ぎ方の自由、表現の自由、個性の自由。そういった点でアメリカは個性を引き伸ばし、個の道を突き進むには整った環境があるように自分は感じました。