Journey World

留学を通じて世界を変える

留学先で起こるトラブルNo.1

留学を経験したことのある人なら誰しもが体験した又は周りがそうだったということがあるでしょう。

 

それは、ホームステイ先でのトラブルです。

 

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ホームステイ先は基本選べず、希望はある程度出せますが、全員が全員希望通りに行くことはあまりありません。

 

ホームステイ先でよく聞くのは、まず

 

1. ホームステイ先の人と性格が合わない。

2. 食事が合わない

3. 子供の夜泣きなどがうるさくて寝付けない

4. 待遇が周りと比べて酷い

5. 生活習慣の不一致

6. 学校から遠い

 

などが挙げられるでしょう。

 

実際私もホームステイ先は2度変えました。

それでもまだマシな方です!

 

私が変えた理由としては以下になります。

 

〜1度目〜

ホストファミリーはとても良い人達で自分と同じ年の息子さんと2歳上のお姉さんが居て、同じバスケをしていたこともあってすぐに打ち解けました

食事も毎日豪勢で、部屋も申し分ない。

ただ1つだけ。学校からの距離が遠かったのです。

 

その為毎朝早起きしてスクールバスで通っていました。最初はそれもそれで楽しかったのですが、やはり毎日のこととなると中々厳しくなってきて、泣く泣くホスト先を変えることにしました。

 

〜2度目〜

2回目のホームステイ先では通っていた学校の近くを希望し、学校から歩いてすぐのところに決まりました。

ホストファミリーは最初の人達と違い、子供のいないキャリアパパとキャリアママの家でした。

干渉がなく、好きに出来そうだしそれはそれで良いかと自由な時間を家では満喫していましたが、次第に前の家では決まった時間に出てきていた豪勢な食事がこっちにはなかったのです。

 

良くも悪くも放ったらかし状態

 

同じ月額のお金を払っているのに、更に食費で出費がかさみ、やってられるか!とホスト変えを再度申請しました。

 

そして落ち着いた最後のホストファミリーでは、卒業までなんとも心地の良いおじいちゃんおばあちゃんのホームステイ先で過ごさせてもらいました。

 

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留学先では、自分の周りにいた留学生も何かしら必ずトラブルや不満に見舞われていましたが、それは仕方のないことなのかなとは思います。

 

だって、国籍の違い赤の他人の子供をいきなりホームステイ先の家族は家族の一員として年単位で預かるわけですから。

多少の生活習慣のズレや不満はもちろん出てくるものです。

 

私の経験上、ホームステイ先では極力合うホームステイ先と出会うまでわがままを最初は言って良いと思います。

あまり言い過ぎては怒られますが。笑

 

それと最初に希望を出せる場合はなるべく食事をメインに考えた方が良いかと思います。

 

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実際食事以外の時間は部屋にこもっていますし、日中は学校に出掛けてて居ないので、食事の合う合わないを事前に申請出しておくことがベターかと思います。

中にはベジタリアンの家などで野菜しか出てこないなどもありますからね。

 

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エリアによっては学校の登校日数が異なる??

今回は前回の遊び編に関連した内容なのですが、実はエリアによって年間の登校日数が異なるのです。

 

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私がいたところはカナダの田舎町で冬になると気温も−30℃なんてこともザラでした。もちろん豪雪地帯ということもあり腰の高さくらいまで雪が積もってる!なんてこともしばしば。

 

するとどうでしょう?海外の高校はほとんどの生徒がスクールバスを使います。

 

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スクールバスが走らない・・・笑

 

そうなんです。そんな日は「Snow Day」といって学校が休みになるのです。

そのSnow Dayはどうやって判断するのかというと、、、なんと朝の7時頃に流れるラジオでチェックでした。笑

 

今の時代はネット上で簡単にチェックできるでしょうが、当時はラジオで決まった時間に聞いてSnow Dayなのか登校日なのかを判断していました。

 

みんな雪が結構降るとわかった朝は寝坊せずしっかりとチェックするわけですね。

 

自分がいた場所ではそのSnow Dayの割合は思ったよりも多く、週に1回はSnow Dayがあったかと思います。

 

そうなると実際外に繰り出して遊ぶのは無理がありますが、友達の家に集まってChill Timeを楽しむのです。

 

自分としては最初はただただ学校を正式に休めるなんてラッキー程度にしか思っていませんでしたが、今となって思うのは、友達とフランクに一日中リラックスしながら話せる環境というのは語学のスキルアップとしてはかなりプラスに働いたと思います。

 

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実際学校に行っても、大体は授業の時間が大半で私語は厳禁。先生の話を聞くという意味ではリスニング力は身につきますが、自分の考えを発信する能力に充てられる時間はかなり少ないですからね。

 

友達といて喋っている最中は自然体でリスニング力とスピーキング力、そして友達だしとりあえず間違えた英語でも良いやと積極的に色々な覚えたての単語を使えます。

学校では、周りに沢山の生徒がいる為、萎縮してそこまでのびのびとした英語は実際出てこないものです。

 

こうした環境も今思うと楽しく且つ大切な時間だったんだなと実感します。

 

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何が言いたいかと言うと、完全に整った環境や都会よりかは不完全であり、自分で考えなければ答えの出てこない環境の方が人として成長すると言うことです。

前者は確かに整っていますし、答えが見つけやすいかもしれませんが、田舎町や同じ日本人が少ない環境ではそう簡単には物事が進みません。

でもそれで学生時はいいと思います。

 

お金儲けを目的としたビジネスであればそれはナンセンスですが、学生の頃は失敗しようが何しようが結局は何を経験して何を得られるかだと私は思います。

 

もし英語を学びたい、留学してみたい。

そういった学びたいと感じた時は最短の道を探るのではなく、障害が多そうな道に進むのも悪くないかもしれませんね。

 

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自由の国アメリカ(番外編)

世界的にも大きな権力を握るアメリカ合衆国

そんな国は自由の国とも言われています。

 

この自由とはどういったことなのか?

 

これは自分の実体験を元に自分が感じたことを綴ります。

 

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アメリカ合衆国は世界でも有数の経済大国で様々な産業でもトップクラスを走り、世界の経済を回しているといっても過言ではありません。

 

最近ではトランプ大統領の言動1つで世界経済が大きく揺らぐほどです。

 

そんな大国ではどんなリアルが広がっているのだろうか?

 

これはアメリカの大都市ニューヨークを訪れた時の話です。

 

ニューヨークに蔓延る表現の自由

 

ニューヨークに着いて初っ端から驚かされました。

空港から市内中心部に向かう地下鉄の中で大音量を響かせるラジカセを担ぎながら黒人の大きな男の人が入ってきたのです。

そのまま扉は閉じ、いきなりダンスを通路で踊り始めたのです。

何が起きているのか訳がわからず若干怖かったのを覚えています。笑

そのダンスは一駅の区間で終わり、降車間際に袋を持って乗客周りをスタスタと歩いていたのです。

乗客の3割ほどの人達が数ドルを支払っていたのです。

 

こんな稼ぎ方があるのか。。笑

 

その黒人は丁寧にお礼をして電車を一駅で降りていき、また向かいの電車に乗り込んでいました。

 

着いて早々かなり自由な人に遭遇したんですね。

駅を降りて地上に降り立つとそこには大都市ニューヨークの光景が広がっていました。

 

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これがニューヨークか。

主張が前面に出ている巨大広告の数々。

煌びやかで多彩な色が使われて夜にもかかわらず煌々とネオンライトに照らされた街並み。

 

ただただ圧倒されました。

 

その日は疲れていたこともあり、すぐに就寝しましたが、2日目からも良い意味でのカルチャーショックの数々が待っていました。

 

ストリートパフォーマーのリアル

 

2日目、早速街に繰り出すとそこには不思議な男の人が道端に立っていました。

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なんか車掌さんみたいな格好をしたおじさんがリズミカルに踊っている...?


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やっぱり踊ってる...笑


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おじさんの横にはまぁ、お利口に丸まった動物達が2段の棚の上で固まっているのです!

そんな奇妙な光景に大勢の人が立ち止まりおじさんではなくこの動物達を囲んで写真を撮っていました。笑

チップ箱はおじさんの前と動物の前に置かれており、多くのチップは動物の方に投げ込まれていたのです。

これはきっとアメリカ人ならではのユーモアでおじさんのコミカルなダンスよりお利口にしている動物達のほうが凄いというのを表現しているのだなとわかりました。

おじさんもそれを狙ってのことなんでしょうが。笑

 

その他にも有名な話かもですが、タイムズスクエアには沢山の某有名キャラクターに扮した人達が観光客周りをゴロゴロウロついています。

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このキャラクターに捕まって一緒に写真を撮ったら最後です...苦笑

その人を見て金額はデタラメに行ってくるようですが数ドルをチップとして要求してくるのです。

 

これも表現の自由なのか?クエスチョンが浮かぶ自由ですが、こんなことも日々繰り広げられているのが現実です。

 

個人事業主が集まる町

 

ニューヨークではおかしな人達だけではもちろんありません。ニューヨークではお金の稼ぎ方もかなり自由な印象がありました。

それは、何度か行っていて毎回訪れる場所、ブライアントパーク。ブライアントパークは、ミッドタウンのオフィスビルに囲まれた公園ということで、ランチタイムは近隣オフィスで働くニューヨーカーたちにとっても憩いの場所となっています。

 

ここでは様々な人達が自分の作品を並べて売っているとても面白い場所なのです。

私個人的にはかなり良い刺激を受ける場所です。

 

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このお店は木を使って仕掛けが施されているおもちゃや置物を売っているお店。1つ1つがかなり巧妙に作られていて感動しました!

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こんな感じでパーク全体にお店が並んでいてワクワクします!

 

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こちらはバリ風な木彫りの置物などを売っているお店。


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これも木?と思いましたがなんとチョコレートで作られているのです!

他にも様々な形に削られたチョコレートが沢山!

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他にもガラスで作られたトルコランプのような綺麗なランプ屋さん。


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夜になるとそれぞれの店が煌びやかにライトアップされ圧巻です。

 

こんな感じで日本にはないようなオシャレで個性が際立ったお店が沢山あるのです。

 

これもアメリカという自由な考えと個性を伸ばしてきた国民性の表れのように感じました。

このニューヨーク滞在では日本とは違った自由度の高さを体感したことを覚えています。

 

稼ぎ方の自由、表現の自由、個性の自由。そういった点でアメリカは個性を引き伸ばし、個の道を突き進むには整った環境があるように自分は感じました。 

 

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海外の学校生活(遊び編)

海外の学校生活と聞くとドラマなどで見たことがあるかもしれませんが、代表的なもので言えば、プロムと呼ばれる卒業パーティーや週末などに行われるホームパーティーを想像するかもしれません。

 

今回は私が実際に過ごしていた体験談を元にリアルな日常について綴りたいと思います!

 

海外の高校では日本と学校生活の仕組みが大きく異なるため様々な違いが生じます。

 

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まず日々学校に行く際、日本のように丸一日一緒のクラスメイトが存在しない為、それぞれ取得したクラスでバラバラのクラスメイトを持つことになります。

 

またカリキュラム上で空き時間などを使っている場合は次の授業まで暇になりますので同じ時間に空きのある同級生などと比較的仲良くなる傾向はあります。

 

空きの時間は変な話何をしてても良いので、学校近くのカフェに行く人もいれば、近くでスケボーをしている生徒、昼休み前と噛ませてレストランに行って友達とぐだぐだするといった生徒もいます。

 

この空きの時間は自分の中でかなり楽しい時間でもありました!

自分はバスケをしていたこともあって同じチームメイトと同じ時間に空きを作って体育館でバスケをしていました。

 

日々はこんな感じで過ごし、週末になるとよくホームパーティーと呼ばれる会が誰かの家で開かれたりします!

 

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これはお決まりなのかもしれませんが、週末に親が旅行などで不在の家を狙って大勢の生徒達がその家に集まるのです!

それは招待制の場合もありますし、情報が巡り巡ってランダムに集まる場合の2パターンに分かれます。

 

このホームパーティーがかなり楽しかったのを覚えています...w

 

実際のところを話すと、本来はダメですがドラマなどで出てくるようにお酒があったり庭のプールに飛び込んでる人もいたりとかなりハッチャケています。。

 

なんか犯罪の匂いがプンプンする...

 

そう思った人もいるかもしれないですが、実際はそんなことありません。完全に否定はしませんが、ある程度の常識の範囲内で各々が楽しんでいる感じです。

 

自分の中ではこのホームパーティーでの経験が後に良い経験になったと感じています!

 

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パーティーの中には知らない人も沢山いるのでかなりの社交性が身につきました!それと危険察知能力。笑

 

健全に楽しんでいる人がほとんど(お酒は飲んじゃったりはしていますが)ですが、地下などに行くと稀にモクモクの煙に包まれて怪しげな雰囲気の時もあります。

これも1つの経験なのかもしれないですが、いわゆるハッパを吸っている集団もいるわけですね。

 

ですが、感覚的に日本人はその雰囲気に呑まれてその世界にどっぷり浸かってしまうなんてことはあまりないように感じます。

それにハッパとは言っても軽めのもので中毒性のあるものではない(高校生では中毒性の高い代物は高くて買えない)ので多少の羽目外しは許容な気もします。

 

ホームパーティーは大体日が落ちた頃から夜中、場合によっては朝まで行われている場合もあります。大体は何かしらのテーブルゲームを楽しんだり、音楽を流して踊ったり、映画をみんなで観る(Chillingと呼ばれる)といった形で各々その場を楽しんでいます。

 

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そう言った楽しい反面時によっては海外ならではの危険な状況に一変することもあります。

これは中々語られることがないことかもしれませんが、パーティーの最中に些細なことがきっかけで喧嘩が勃発することも稀にあります。

その際は独特なルールがあったりして、男同士の場合、大体が殴り合いになり、庭など開けた場所に移動して始まりますが、すぐに止めに入るよりかは輪になって当事者を囲み煽るのです。

周りが決着がついたと感じた時点で止めに入ります。

 

いや、止めろよ...って思いますよね?

 

でもそれが独特なルールなのです。

これが女の子同士の喧嘩(キャットファイト)でも同様です。そんな危険なこともたまにありますが、喧嘩が起きたから騒然としてパーティーはお開きなんてことはあまりありません。笑

 

みんなそれも1つのイベントとして楽しみ、終わればその喧嘩を引きずることなくまた何事もなかったかのように再開されるのです。

 

今回は少し長くなってしまったので、次の回で引き続き遊び編パート2を綴りたいと思います。

 

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海外と日本における教育システムの大きな違い(学生編)

私はこのブログの最初の方で綴っているように、高校3年間をカナダの田舎にある高校で過ごしました。

 

日本に帰ってきて振り返ると、日本の学校システムと違って、良かったと思える点がありました。

それは学校のカリキュラム自体です。

 

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日本はクラス分けをされ、クラスメイトと同じ時間を過ごし、協調性を育みながら同じ時間に同じ教科を学びます。これは日本の国民性を如実に表していると感じます。

 

その反面、カナダやアメリカの学校では選択型の単位制度を採用しています。

この選択型の単位制度とは何かと言うと、高校3年間丸々自分で好きな教科を選択し、カリキュラムを組むと言うことです。

 

わかりやすく言えばこのシステムは日本の大学で取られている内容になります。

 

この制度があることで、高校から浪人する人ももちろん出てきますし、自分の長所を伸ばす為に偏ったカリキュラムをあえて組む生徒も沢山いました。

 

ここで大きく差がついているのは日本と比べて、自分の将来を真剣に考えながら選択をするという経験を若いうちからしていると言う点です。

 

日本の制度では選択の自由はなく、義務教育としての認識の元学生達は授業を受けます。そこに自主性はあまりありません。なぜなら用意されているカリキュラムを言われた時間にこなすわけですから。

 

その反面アメリカ・カナダでは自分で選択して自分で決めた時間の授業に出席し、授業に出るも出ないも自由なのです。そうすることで自主的に自己責任の元選んだカリキュラムをこなすわけですからシステムが真逆なわけです。

カリキュラムの組み方も自由な為、中には朝が苦手な生徒に関しては朝一の授業は取らず昼から最後の6限目までを組むことも出来ますし、休みの日を多く作りたい生徒は、月曜から木曜日までをある程度詰めて金曜日を丸々休みにする生徒もいます。そうすることで毎週金・土・日の三連休となりますからね。

 

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最後の授業に出るのも出ないも自由と言うのには自由の裏に隠された厳しさがあります。

まだ若い遊び盛りの学生ですから、授業をサボって友達と遊びたいと言う気持ちは大いにあるでしょう。それも学校側はわかっています。

中にはその誘惑に負けて授業をスキップする生徒ももちろんいました。スキップするとどうなるか?ディテンションといって放課後に1時限分の補修が待っています。

それでも誘惑に負けてスキップを続けているとどうなるか?

その単位は落第になります。その結果もう1年高校生活を送る羽目になります。

 

このように個性を育む反面、自己責任を思春期である高校生から学ぶことによって大きな意味をもたらしていると身を持って体感しています。

 

この思春期にどのような環境下で過ごすかによってその人の人間性が大きく変わるのだと思います。

海外に高校生の頃留学をすると言うのはとても意義のあることだと私は感じています。

 

しかし、海外に留学をすると言うことはそれなりに危険を目の当たりにすることもあるかもしれません。ですが、その分の経験値と自主性が身につくということです。

 

今回は真面目な話でしたが、次は学生時代の週末に開かれるホームパーティーの実態やプロムなどはっちゃけた面を綴っていきたいと思います!

 

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独自の文化を持ったメキシコ(番外編)

前章で述べたメキシコでの体験について綴りたいと思います。

メキシコは自分の世界観を大きく変えた国の1つです。

 

後にこのメキシコでの体験は自分の大学の専攻を左右する大きな出来事になりました!

 

当時自分の親友はメキシコ人のJuan君という奴でした。彼とは今でもよく連絡を取り合ってる仲です。

 

彼の地元であるメキシコ・ケレタロに行った時のことでした。

 

ケレタロ(Querétaro)は、メキシコケレタロの都市であり、基礎自治体である。その中心地であるサンティアーゴ・デ・ケレタロ(Santiago de Querétaro)は、ケレタロ州の州都であり、同州最大の都市である。ケレタロ基礎自治体の人口は734,139人(2005年)、面積759.9平方キロメートル。

町は1531年に建設された。17世紀から18世紀には町が発展し、美しい街並みとなった。その当時の歴史の残る地域が、世界遺産として登録されている。「ケレタロ歴史的建造物地区」(1996年、文化遺産)

 

 (Wkipediaから抜粋)

 

ケレタロはメキシコシティから少し離れた田舎にあり、1500年代からある美しい街並みは文化遺産に登録されているということでとても美しい街並みではありました。

 

しかしその反面リアルに広がっている世界は凄まじいものだったのです。

 

街中を走り回るストリートチルドレンの数

明らかに闇社会で生きている目をした人々

正義である警察の裏の顔

欲に忠実な国民達

 

そこで見た世界は当時の自分には衝撃的な光景ばかりでした。

街中を走り回るストリートチルドレン

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昼夜問わず、街の繁華街では俗に言うストリートチルドレンが大勢いたのです。

その姿はかなり自分の心を揺さぶりました。

 

裸足で整備されていない道の上を走り回り、ゴミを漁って食べ物を探す子供の姿や信号待ちの車の運転席をノックして手作りのものや摘んできた花を売ろうとする子供。。。なんとも言えない光景でした。

 

街ではそもそも観光客(アジア人は特に)は珍しく、お金を持っていると思われるので大勢のストリートチルドレンが自分の後ろにピッタリと張り付いて物乞いをしてくるのです。

自分はその状況に驚き、情けが先行してお金を渡そうとポケットに手を入れた時、友達のJuan君が絶対にあげるな。と。

一度あげるとキリがなく、大変なことになると。

 

Juanにその子達の話を聞くと、多くの子供は親が居ない貧困層の家に生まれ学校に行くお金もなく、日々の生活費を稼ぎに出ている子供とのことでした。

 

明らかに闇社会で生きている目をした人々

 

 メキシコはそもそも治安のいい国ではないと聞いていましたが、想像を超えていました。特に夜の時間帯。

夜になり、Juanと本場のタコスを食べに繁華街に繰り出した時、チラッと裏路地を見た先ではゴロツキのような格好をした集団がハッパを吸っていたり、様々なものを売買しているのであろう光景が広がっているのです。

日本ではまずそのような光景は表舞台で簡単に見えるものではありません。

しかしその反面、大通りや街中にはライフル銃を持った警察官が一定間隔(100mおきくらい)にゴロゴロと立っていました。これだけ警察がいるのにそのすぐ目と鼻の先では黙認されている犯罪者達。こんな光景は日本では普通に経験できるものではありませんよね。日本がどれほど治安の良い国なのかを思い知りました。

 

正義である警察の裏の顔

警察は正義の元動いているという当たり前のような固定概念。果たしてそうなのだろうか?

メキシコではそんな常識は存在しません。ある日中の時間帯にJuanと一緒に車でショッピングモールに出かけた際、前の車がバックで駐車場に車を停めようとしていた時のことでした。

ドカン!

隣に停めていた車にぶつかってしまったのです。

するとすぐに警察が駆けつけてきました。どうなるのだろう?結構ガッツリぶつけてましたからね。

すると驚愕なことが起きたのです。

ドライバーがいくらかのお金を警察に手渡しをしてその車は走り去っていったのです。。

 

え?

 

警察がワイロを貰い黙認した??

Juan曰くこの出来事は当たり前のように起きているとのこと。

そんな警察がいて良いのか?

それでも成り立っているのがこのメキシコという国だったのです。

 

欲に忠実な国民達

この国では本当に色々な人が存在します。もちろん真面目な人や真っ当な人だって沢山います。

しかし裏側には(表立って見えてしまっているが)日本の常識では収まらない人達。

 

しかし自分の目にはそんな国がとても人間らしく見えていたのです。

みんなそれぞれ欲を剥き出しにして生きている。

より豊かに生きようと出来ることをしている。その中には犯罪まがいなことをしている人も大勢いるのは事実です。しかしそれも人間の真の姿のようにも思えるのです。

そんな経験をしてからか、日本に身を置き過ごしていると時々怖くなります。

 

日本人は確かに秩序を守りテロなども少なく安全な国である。

 

しかしその反面、自分には

  • 日本人が何を考えているのか?
  • なぜ自分の意見を言わないのか?
  • 本当は何を思っているのか?

各々が社会の歯車から飛び出さないように仮面を着けているように見えます。

 

の力より集団の力に重きを置いて平等性を求める国。それが日本なのかなと思うようになりました。

 

それではいつか日本は衰退の一途を辿り、破綻しかけている日本の政治と共倒れするのが末路な気がしています。

 

もっと多くの人に海外経験を積んで価値観が少しでも変わればと自分は願っています。

 

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外国に蔓延るカルチャーショック

私は留学を通して、様々なカルチャーショックを受けてきました。

 

些細なことで言えば、授業に対する取り組み良くも悪くも自己責任人と同じが通用しない人気者の像が全く違うこと、、、などが挙げられます。

 

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授業に対する取り組み

授業に対する取り組みと言うのは、一見不真面目な印象を持っていましたが私はよっぽど日本人よりも真面目に、真剣に授業を受けていると感じました。

 

良くも悪くも自己責任

と言うのは、中には授業をサボってしまう生徒もいます。

しかし、それはセメスター(学期)の中で自身の出席率を計算した上で何回までは休んでも平気だ・この回は休んでも平気だと把握した上で休むのです。もちろん出席率が下がれば評価点も下がりますが、それを承知の上で自己責任の元スキップするのです。

 

人と同じが通用しない

日本では浮いている生徒より、周りと同じように過ごし、流行りを気にする傾向にあります。しかし海外では真逆で、周りと同じようにと言う考えは全くないと言っても過言ではありません。と言ったように、それぞれ個性を前面に押し出すことが普通なのです。

もし個性を押し殺し、当たり障りないよう過ごしていると、海外では逆に気味悪がられます。

 

人気者像が日本とは真逆

日本では、学校内でクールに過ごしている男子がモテるイメージがありますが、海外では逆で、自己主張をし、歌やスポーツなど何かしらの才能を認められた人になります。自分の在学中もクールでミステリアスな人ではなく、主張が激しいお調子者がとても人気でした。何にせよ実力主義な社会を肌で実感しました。

 

これらのようにカルチャーショックは至る所にあります。

 

しかし、自分が最も多大な影響を受けたのはある夏に訪れたメキシコでの光景でした。

 

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メキシコでは自分が訪れた国の中では良くも悪くも最も人間味のある人種で、文明が独自に発達した国のように感じました。

 

後にこの経験が自分の人生観を大きく変え、大学の専攻科目を決めるまでに影響を及ぼしてくれました。

 

次章ではメキシコでのことを綴りたいと思います。

 

To be continue...

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